FP技能検定3級を受けた
2018/5/27にFP技能検定3級を受けたのでその記録.
なぜ受けたのか
- 各種公的制度や一部の資産設計において知識が不足していると感じていたため
- 公的年金
- 健康保険
- 生命保険
- 各種税金
- etc.
- これらの知識を自身のライフプランの設計に役立てたかったため
試験形式
FP技能検定は学科試験と実技試験からなり,実技試験は試験申し込み時に選択することになる.
3級の場合は「資産設計提案業務」「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」からひとつ選択する.
試験実施団体は2つあり,選択できる実技科目が異なる.自分の場合は「個人資産相談業務」を選択したため「一般社団法人 金融財政事情研究会」(金財)で受験した.
試験対策
使用した教材など
- スッキリわかるFP技能士3級(TAC出版)
- 簿記の資格をとったときにこのシリーズを使って,わかりやすかったため選んだが説明が不足しすぎていて納得できない記述もあり.丸暗記にはいいのだろうが自分には合わなかった
- 過去問.com
- 試験問題 | 一般社団法人 金融財政事情研究会
学科試験
まずは上記の参考書の学科対策部分をひととおり読む.自分の場合は通勤中に20~30分間ほど読めるので,それを1ヶ月ほど続けた.合計およそ400分ほどか.
本を広げることができない環境では過去問.comを使っていた.過去問全問(およそ1000問)の中からランダムで出題してくれ,会員登録していれば正答数も記憶してくれる. 有志の方がかなり詳細な解説を追加してくれているのでよい勉強になる.これは試験当日まで続けていて,おぼそ270問正答している状態だった.
参考書の学科部分を読み終わったのが4月末ころ.GWは何も勉強しておらず,その翌週から過去問を解き始めた.
ありがたいことに過去問と解答はFP協会や金財のサイトで公開されているため容易に入手できる.直近のものから順に解いていった.
この時点で出題形式や時間配分なども把握しておく.
解答は公開されているが解説はないので自分で参考書やインターネットで調べていく.対象は不正解だったところと,試験を解きながら自信がないと感じたところ.
毎回2問ほどは調べきれなかったり納得できない問題があったが,それらは捨て問題とし深くは追求しないことにした.
このやり方で3~4回分ほど解いたところ,正答率は8割前後(合格ラインは6割)で安定していたためここで学科試験対策は終わりにし実技試験対策へ移行した.
実技試験
以下は自分が受験した「個人資産相談業務」における話.
まず過去問を解いてみたところ正答率は6割強といったところだった.ただし学科試験と異なり実技試験は問題によって配点が異なるため問題数で6割正解しても不合格となる可能性がある.
採点後は学科試験と同じように調べながら知識不足な箇所を潰していく.
なおこの期間も通勤中などで過去問.comでの演習は続けていた.
余談だが年金や税金はやはり公式サイトが説明が詳細で参考になった.
以上のようなやり方で合計で5~6回分ほど解いていった.試験前日に解いた回は(点数にして)8~9割はとれるようになっていた.
試験結果
まだ試験結果は公開されていないため自己採点だが学科49/60問,実技50/50点だった