Infrastructure as Code 感想 (4章)

オライリーの「Infrastructure as Code」を読んで思ったことや自分的メモをまとめておく.太字は自分の感想斜字体は本からの引用 ,そのほかは本の要約など.

自動化されたサーバー管理の目標

  • プロセスが「統一的」と「透過的」というのがピンと来ない
  • 忘れないようにしたい
    • 作成や変更だけでなくそれらの適用のためのプロセス自体も管理,自動化されている
    • プロセスの変更に対しても自動でテストが実行される

サーバー管理機能に対応するツール

  • サーバー構成製品に付属するリポジトリサーバー(Chef Server,Puppetmaster,Ansible Towerなど)ではなく,そのエコシステムの要素をほかのツールに交換できれば,より役に立つ可能性がある
  • 複数のサーバーにSSHして対話的にコマンドを実行できるのは便利だが,それを使うのはよほど例外的な場合に限定すべき
    • 頻繁に使っているようなら,それを使って行っているタスクを自動化する方法を考えるべき
  • ひとつかふたつの頼りになる言語を持ちつつ,新しい言語をいつでも試せるオープンな態度を保ちたい

コンテナのセキュリティ

  • ホスティングされたコンテナを提供している企業の多くは,コンテナホストを実行するハイパーバイザーベースの仮想マシンを作るところに留まらず,専用の物理サーバーに各顧客のコンテナを分離している
    • 本当に?採算とりづらいと思うのだが
    • そもそも仮想マシンの分離では不十分ということ?
  • コンテナイメージの選択
    • アプリケーションまたはコンテナランタイムのベンダーが提供しているもの以外は使おうとは思わない
    • 安全性をチェックするための仕組みはあるが,将来にわたってチェックし続けるのが大変だから

以上

参考文献

  1. Kief Morris, Infrastructure as Code クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス, 長尾高弘訳, オライリー・ジャパン, 2017

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